概要
Salesforce API Only System Integrationsのプロファイルユーザを接続ユーザとしてAsk One及びCREATIVE SURVEY と接続する方法をご案内します。
Salesforce API Only System Integrationsについては下記Salesforceのヘルプをご参照ください。
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.integration_user.htm&type=5
※Salesforce API Only System Integrationsのプロファイルは組織毎にデフォルトで5つ使用可能です。
※本設定はVer1.39以降のパッケージに対応しています。
設定手順
1.ユーザの作成
設定>ユーザ>新規ユーザより名前、メルアド、ユーザ名等を任意の値で入力し、
下記ライセンスとプロファイルを指定する
- ユーザーライセンス:Salesforce Integrations
- プロファイル:Salesforce API Only System Integrations
2.権限セットライセンスの付与
標準オブジェクトにアクセスする為、Salesforce API Integrationの権限セットライセンスを付与します。
付与したいSalesforce Integration ユーザーを開き、権限セットライセンスの割り当てから Salesforce API Integrationを選択して割り当てします。
3.権限セットの作成
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設定>権限セット>新規より、ラベル、API参照名は任意のものを入力し、ライセンスは「なし」を指定する
- 上記で作成した権限セットより「システム権限」のページにアクセスして、活動にアクセス、行動の編集にチェックを入れて保存。
※こちらの権限がない場合接続時にエラーが出ますので必ず設定ください。
※必要に応じてその他の権限を付与ください。
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1で作成した権限セットより、「オブジェクト設定」にアクセスし、各オブジェクトへ権限をセットします。
リード、取引先、取引先責任者、ケース、商談、キャンペーンの参照権限の付与は必須です。付与しない場合は接続時にエラーが出ます。
※項目マッピングを行う場合もマッピング先となるオブジェクトの編集権限が必要になります。
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作成した権限セット、CREATIVE SURVEY API ONLYの権限セット、ISV Force(CREATIVE SURVEYアプリケーションのパッケージ)ライセンスを割り当てます。
4.以上の設定が完了次第、AskOne及びCREATIVE SURVEYより接続操作を行い、正常に接続されることをご確認ください。
適切に権限が付与されていない場合は下記エラーが表示されます。
注意事項
Salesforce API Only System Integrationsのプロファイルユーザーを接続ユーザーに指定する際、
共有設定で取引先責任者が「親レコードに連動」の場合、取引先責任者のオブジェクト権限が参照のみですと、取引先がない取引先責任者と連携、マージが出来ないという挙動を確認しています。
こちらは、取引先に関連付けられていない取引先責任者は、組織の共有モデルに関係なく常に非公開となり、取引先責任者の所有者およびシステム管理者のみが参照可能の状態になる為です。
詳細は下記Salesforceのヘルプをご参照ください。
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.sharing_model_fields.htm&type=5
なお、取引先責任者へ「すべて表示」権限を割り当てる事で解消可能です。
最終更新日:2024/11/20