CREATIVE SURVEY for Salesforceにてエラーが発生した際は「バッチ処理でエラーが発生しました」の件名でエラーが送信されます。内容によっては対応処理が必要な場合もございますので、以下ご参考の上ご対応ください。
※エラーメール通知を受け取るには
エラー発生時のメールを受け取るには設定が必要です。設定方法はインストール資料のエラーメールの受信設定にて案内しています。
エラーメールの内容
エラーが発生した場合、以下のようなメールが送信されます。 記載されている各情報については下記をご参照ください。
①Salesforceへの回答連携においてエラーが発生した処理タイミング
②エラーが発生したSalesforceの組織ID
③エラーが発生したSalesforceの組織名
④エラーが発生した際の処理を実行したユーザID
⑤エラーが発生した際の処理を実行したユーザ名
⑥エラーによって正常に処理が行われなかった対象のレコードURL
※エラー内容によっては表示がない場合もあります。
⑦エラーが発生した日時
⑧エラーの種別
⑨エラー内容
エラー一覧
エラーは①の「エラーがどの処理で発生したのか」を元に、「⑦例外種別」や「⑧メッセージ」に記載されている内容で原因を特定します。
1.①が「アンケート回答連携でエラー発生」の場合のエラー一覧
「アンケート回答連携でエラー発生」と記載されている場合、エラーによって処理に失敗したレコードが「回答者連携オブジェクト」に滞留しています。 「エラー原因と対策」の列に記載している対策を実施後、こちらに記載の手順にて再連携処理を実施ください。
例外種別、メッセージ | エラー原因と対策 | |
1-1 | メッセージ: 質問票FKに対応する質問票が存在しません。 エラーレコードURLの質問票FKを参照して対象の質問票が存在しているかご確認ください。 |
原因 CREATIVE SURVEY for Salesforce の「質問票」オブジェクトに存在しないアンケートに回答があったことで、回答データがSalesforceと連携できずエラーが発生しています。 対策 該当アンケートの公開設定画面より「Salesforceに送る」のボタンを押してSalesforceにアンケートを連携することで解消します。 |
1-2 | メッセージ: Invalid id: {アンケートURLに付与している文字列} 回答者連携オブジェクトで「オブジェクト連携キー」を適切な形式に修正するか、回答者連携オブジェクトの滞留レコードを削除してください。 |
原因 アンケートURLに付与しているSalesforceIDが不正のため回答データが連携できず発生するエラーです。 対策 アンケートURL配信時に付与しているSalesforceIDが有効なものになるように、テンプレート設定等をご確認ください。 |
1-3 | メッセージ: {アンケートURLに付与している文字列等}に対応する項目が回答者オブジェクトに存在しない。または、項目へのアクセス権がありません。 |
発生原因として下記①〜④いづれかが想定されます。各設定をご確認ください。 原因① アンケートURLに付与しているSalesforceIDが不正のため回答データが連携できず発生するエラーです。 対策 アンケートURL配信時に付与しているSalesforceIDが有効なものになるように、テンプレート設定等をご確認ください。 |
1-4 | メッセージ: {アンケートURLに付与している文字列等}に対応する項目が回答者オブジェクトに存在しない。または、項目へのアクセス権がありません。 |
原因② 連携ユーザのプロファイルの項目レベルセキュリティ設定において、アンケートURLに付与したIDに対応する回答者オブジェクトの参照項目に対するアクセス権限がないため発生します。 対策 連携ユーザのプロファイルにて該当項目のアクセス権を付与するか、アクセス権のあるユーザを連携ユーザとして設定ください。 |
1-5 | メッセージ: {アンケートURLに付与している文字列等}に対応する項目が回答者オブジェクトに存在しない。または、項目へのアクセス権がありません。 |
原因③ アンケートURLに付与したIDがカスタムオブジェクトのレコードIDの場合、連携ユーザが該当のカスタムオブジェクトへのアクセス権限がない為発生します。 対策 連携ユーザに対して該当のカスタムオブジェクトへのアクセス権を付与するか、アクセス権のあるユーザを連携ユーザとして設定ください。 |
1-6 | メッセージ: {アンケートURLに付与している文字列等}に対応する項目が回答者オブジェクトに存在しない。または、項目へのアクセス権がありません。 |
原因④ アンケートURLに付与したカスタムオブジェクトIDに対応する参照関係の項目が回答者オブジェクトに存在しない為発生します。 対策 回答者オブジェクトに該当のカスタムオブジェクトとの参照項目を作成してください。 |
1-7 |
例外種別: メッセージ: |
原因 CREATIVE SURVEYと連携しているユーザがメッセージ箇所に記載されているオブジェクトへの作成・編集・削除権限がない場合に発生します。 対策 連携ユーザに対象オブジェクトの権限を付与するか、対象オブジェクトへの権限を持っているユーザを連携ユーザとして設定ください。 |
1-8 | 例外種別: cs4sf.SFDCAccessControlException メッセージ: Access Violation UPDATEABLE. OBJECT:{オブジェクト名}, FIELD:{項目名}に対する作成・編集・削除権限が付与されていません。質問票の所有者ユーザの権限をご確認ください。 |
原因 CREATIVE SURVEYと連携しているユーザが記載されているオブジェクトの項目レベルセキュリティの参照または編集権限がない場合に発生します。 対策 連携ユーザに対象オブジェクトの項目の権限を付与するか、権限を持っているユーザを連携ユーザとして設定ください。 |
1-9 |
例外種別: |
原因 回答があった際に作成される行動に割り当てられるSalesforceユーザが無効になっていることが原因です。 アンケートコンポーネントを利用しない配信で、且つ回答を取引先責任者もしくはリードに紐づける場合、回答連携時に作成される行動の割当先が取引先責任者もしくはリードの所有者となります。 その際に、レコード所有者となっているユーザが設定上「無効」になっている場合、本エラーが発生します。 対策 レコード所有者を有効なユーザに変更いただくことで回避できます。 |
1-10 | 例外種別: System.DmlException, UNABLE_TO_LOCK_ROW メッセージ: unable to obtain exclusive access to this record レコードがロックされていたため処理がタイムアウトしました。 回答者連携オブジェクトを参照して滞留しているレコードがあるかをご確認ください。 レコードが滞留している場合は「バッチ処理失敗」のフラグをOFFにして保存することで連携処理が再実行されます。 |
原因 回答データがSalesforceに連携されるタイミングで回答データの紐付け先レコード(取引先責任者や商談など)の更新処理が行われていたことで連携に失敗し発生します。 対策 回答が連携されるタイミングで処理されるフローなどが存在する場合は実行タイミングをずらすことをご検討ください。 |
1-11 | 例外種別: System.DmlException, DUPLICATE_VALUE メッセージ: 回答連携オブジェクトを参照して滞留しているレコードがあるかをご確認ください。 レコードが滞留していない場合は処理が完了しています。レコードが滞留している場合は「バッチ処理失敗」のフラグをOFFにして保存することで連携処理が再実行されます。 |
原因 受信バッチが重複起動している場合に発生します。先に起動しているバッチ処理で連携処理自体は正常終了しているため、対応不要です。 |
1-12 | 例外種別: cs4sf.CommonDao.CsAccessControlException メッセージ: 回答者(cs4sf__Panel__c) オブジェクトの以下の項目への作成権限がありません。項目名:〇〇〇〇(cs4sf__△△△△Ref__c )回答者(cs4sf__Panel__c) オブジェクトの以下の項目への編集権限がありません。項目名:〇〇〇〇(cs4sf__△△△△Ref__c) |
原因 CREATIVE SURVEYと連携しているSalesforceのユーザ(連携ユーザ)で以下いづれかのオブジェクトに対する参照権限がない場合に発生します。 ・リード(Lead) ・取引先(Account) ・取引先責任者(Contact) ・商談(Opportunity) ・ケース(Case) ・キャンペーン(Campaign) 対策 該当ユーザに権限を付与するか、権限のあるユーザを連携ユーザとして設定ください。 |
1-13 | 例外種別:System.DmlException,CANNOT_EXECUTE_FLOW_TRIGGER メッセージ: {「フロー名」}処理失敗により、このレコードを保存できません。Salesforce システム管理者に次の詳細を報告してください。 |
原因 Salesforceで設定しているフローが失敗したことが原因で回答連携処理が失敗している旨のエラーです。 対策 Salesforceのシステムより、フローの失敗メールが送付されているはずなので、そちらの内容をご確認の上、フローを修正ください。 |
1-14 |
例外種別: メッセージ: |
原因 Salesforceの「共有設定」にてカレンダーが「詳細の表示」となっており、行動の割り当てルールのBに当てはまる形でアンケートを配信している場合に発生します。 「詳細の共有」の設定の場合、自身以外のユーザを割当先とする行動が作成できないため、エラーとなります。 対策 1)共有設定にてカレンダーを「詳細の表示、新規行動の追加」に変更いただく。 2)行動の割当先が行動を作成する連携ユーザとなるようにURLの末尾に連携ユーザIDを固定で設定する。上記割り当てルールのAの挙動になるようにする。 例)https://sample.svy.ooo/ng/answers/xxxxxx?___s=&___srk={{{Recipient.Id}}},0055g00000SSSSSAAX |
1-15 | メッセージ: {オブジェクトのAPI参照名}では、活動の追跡が許可されていません。対象オブジェクトの編集の追加の機能内にある「活動を許可」にチェックをいれて保存してください。 その後、回答者連携オブジェクトで滞留しているレコードに対してバッチ処理を再実行してください。 |
原因 メッセージに記載されているオブジェクトの詳細設定にて「活動を許可」にチェックが入っていないことが原因で発生するエラーです。 対策 上記、「活動を許可」にチェックを入れていただくことでエラー回避できます。 |
2.①が「リード作成時にエラー発生」の場合のエラー一覧
「リード作成時にエラー発生」と記載されている場合、エラーによって新規リード作成の処理に失敗しておりますので、「エラー原因と対策」の列に記載している対策を実施後、こちらの手順にてマージ再処理を実行いただくことで新規リード作成の再処理が可能です。
例外種別、メッセージ | エラー原因と対策 | |
2-1 | 例外種別: System.DmlException, null メッセージ: Insert failed. First exception on row 0; first error: DUPLICATES_DETECTED, {重複ルールで設定しているアラート文言}: [] |
原因 メールアドレスでマージ機能」の新規リード作成において、重複ルールが原因でリード作成が失敗した際に発生するエラーです。具体的には重複ルールの作成時のアクションにおいて「ブロック」もしくは「許可」の設定で「アラート」がtrueの場合に発生します。 対策 重複ルールの作成時のアクションにて「アラート」をfalseに設定いただくことで回避できます。 |
2-2 | 例外種別: System.DmlException, null メッセージ:Insert failed. First exception on row 0; first error: FIELD_CUSTOM_VALIDATION_EXCEPTION, {入力規則にて設定しているメッセージ}: [] |
原因 「メールアドレスでマージ機能」の新規リード作成において、設定している入力規則が原因でリード作成が失敗した際に発生するエラーです。 対策 メッセージに記載されている入力規則をご確認の上、新規リード用マッピングの再設定や、マッピングする回答値の修正を行ってください。 |
2-3 | 例外種別: System.DmlException, null メッセージ: Insert failed. First exception on row 0; first error: REQUIRED_FIELD_MISSING, 値を入力してください: {項目名} |
原因 メールアドレスでマージ機能」の新規リード作成処理において、リード作成時に必須項目となっている項目が空欄の場合に発生するエラーです。 対策 新規リード用マッピングの再設定や、アンケートで該当の設問を必須回答にするなど修正を行ってください。 |
2-4 | 例外種別: System.NullPointerException メッセージ: Attempt to de-reference a null object |
原因 「メールアドレスでマージ機能」においてリードのセクションで「メールアドレスが一致するリードに回答をマージする(一致しなければ新規リードを作成する)」もしくは「メールアドレスが一致にかかわらず常に新規リードを作成する」を選択している状態で、「新規リード用マッピング」を設定していないことが原因で発生します。 対策 「新規リード用マッピング」を設定することで解消いただけます。 |
2-5 | 例外種別: System.SearchException メッセージ: search term must be longer than one character: { } |
原因 「メールアドレスが致するリードに回答をマージする」を設定している場合に、アンケート側でメールアドレス項目への回答が1文字だけになっている(例:「a」のみ、など)ことが原因で発生します。 ※メールアドレスが一致する取引先責任者に回答をマージするでも発生します。 対策 テキスト入力の設定にてフォーマットを指定することで1文字だけの入力を防ぐことが可能です。 |
2-6 | 例外種別: System.DmlException, null メッセージ: Insert failed. First exception on row 0; first error: INVALID_OR_NULL_FOR_RESTRICTED_PICKLIST, {マッピング先の項目名}: 制限つき選択リスト項目の値が不適切: {マッピング値}: {マッピング先項目のAPI参照名} |
原因 メールアドレスでマージ機能」の「リード新規用マッピング」において、選択リストのデータ型項目にマッピング設定を行っている場合に発生するエラーです。回答値がマッピング先の選択リストに設定されているいづれの値にも一致しない文字列となっていることが原因です。 対策 マッピング先の選択リストに、回答値に一致する値を追加するか、アンケート回答がSalesforceのリスト値に一致するように修正ください。 |
2-7 | 例外種別: System.DmlException, null メッセージ: 〜〜〜〜 caused by: System.DmlException: Update failed. First exception on row 0 with id〜〜〜first error:CANNOT_EXECUTE_FLOW_TRIGGER, {「フロー名」}処理失敗により、このレコードを保存できません。Salesforce システム管理者に次の詳細を報告してください。 |
原因 Salesforceで設定しているフローが失敗したことが原因で新規リード作成処理が失敗している旨のエラーです。 対策 Salesforceのシステムより、フローの失敗メールが送付されているはずなので、そちらの内容をご確認の上、フローを修正ください。 |
2-8 | 例外種別: System.DmlException, null メッセージ: Insert failed. First exception on row 0; first error: INVALID_EMAIL_ADDRESS, メール: 無効なメールアドレス: {回答値}: [Email] |
原因 メールアドレスでマージ機能」の新規リード作成処理において、メールアドレス項目にマッピング設定している回答値がメールアドレスとして有効でない文字列になっていることで発生します。 対策 アンケート作成画面のテキスト入力設定にてフォーマット設定にてメールアドレス形式を指定することで解消可能です。 |
3.①が「項目マッピング処理でエラー発生」の場合のエラー一覧
「項目マッピング処理でエラー発生」と記載されている場合、エラーの為マッピングに失敗した回答は、「エラー原因と対策」の列に記載している対策を実施いただくことで、次回の回答が入ったタイミングで自動的に処理され正常にマッピングが完了します。 また、こちらの手順で項目マッピング処理の再実行が可能です。
例外種別、メッセージ | エラー原因と対策 | |
3-1 |
例外種別: メッセージ: |
原因 マッピング先に指定している項目で設定されている文字数を超えた回答値をマッピングした場合に発生します。 対策 マッピング先を変更するかマッピング先の項目で設定している文字数を変更ください |
3-2 | メッセージ: Invalid double: 〇〇〇〇 |
原因 項目マッピングで指定している項目のデータ型が「通貨、数式、数値、パーセント」のいづれかになっていることが原因です。 CREATIVE SURVEYの回答データはカレンダータイプ を除きテキスト型となっている為、テキスト型以外のデータ型の項目にはマッピングできません。 対策 マッピング先の項目のデータ型を変更するか、マッピング先を変更ください。 そのままの項目にマッピングを行いたい場合はCREATIVE SURVEY側の回答値がSalesforceの項目の型と一致するように選択肢を修正いただいたり、テキスト入力タイプの場合はマッピング先項目のデータ型に合うようにフォーマット指定を行ってください。 |
3-3 | メッセージ: Invalid double: {回答値} |
原因 「通貨型」の項目に対して、数字以外の文字列をマッピングする際に発生します。 ※数字の間にカンマが入っている場合でも発生します(例:10,000など) 対策 マッピング先の項目のデータ型を変更いただくか、通貨型以外の項目にマッピング設定ください。 そのまま通貨型の項目にマッピングを行いたい場合はCREATIVE SURVEY側の回答値が数字のみとなるように選択肢を修正いただいたり、 テキスト入力タイプの場合は数値のみを入力に限定するようなフォーマット指定を行ってください。 |
3-4 | 例外種別: System.DmlException, INVALID_OR_NULL_FOR_RESTRICTED_PICKLIST メッセージ: 〇〇〇〇(項目の表示ラベル名): 制限つき選択リスト項目の値が不適切: △△△△エラー項目名:×××××(項目のAPI参照名) |
原因 |
3-5 | メッセージ: {「フロー名 」}処理失敗により、このレコードを保存できません。Salesforce システム管理者に次の詳細を報告してください。{フロー失敗のエラー内容} |
原因 Salesforceで設定しているフローが失敗したことが原因でマッピング処理も失敗しているエラーです。 対策 Salesforceのシステムより、フローの失敗メールが送付されているはずなので、そちらの内容をご確認の上、フローを修正ください。 |
3-6 | 例外種別:System.DmlException, UNABLE_TO_LOCK_ROW メッセージ: unable to obtain exclusive access to this record |
原因 項目マッピング先のレコードで何かしらの処理が実行されていることが原因で、項目マッピングの処理ができないことで発生します。 対策 フローなどの設定をされている場合は回答連携時と同タイミングで実行されないように変更検討をお願いします。 |
3-7 | メッセージ: {項目マッピング設定で指定しているオブジェクト名} オブジェクトへの更新権限がありません。 |
原因 連携ユーザが項目マッピング先のオブジェクトに対して更新権限を持っていないことで、マッピング処理が行えず発生します。 対策 連携ユーザに対して該当オブジェクトの更新権限を付与していただくか、更新権限のあるユーザを連携ユーザとして設定ください。 |
3-8 | 例外種別:System.DmlException,INVALID_EMAIL_ADDRESS メッセージ: {マッピング先の項目名}: 無効なメールアドレス: {回答値} エラー項目名:{マッピング先項目のAPI参照名} |
原因 メールアドレスの項目に対してメールアドレスではない形式の回答値がマッピング処理されたことで発生します。 対策 項目マッピング設定を修正いただいたり、 アンケート作成画面のテキスト入力設定にてフォーマット設定にてメールアドレス形式を指定することで解消可能です。 |
3-9 |
例外種別: |
原因 メッセージに記載されている項目への編集権限がないことで発生します。 対策 連携ユーザに対して該当項目に編集権限を付与いただくか、編集権限のあるユーザを連携ユーザとして設定ください。 |
最終更新日:2023/11/21