この記事では、Salesforce（セールスフォース）のAppexchange版のパッケージインストールから動作確認のための初期設定の手順を解説します。
目次
STEP1.パッケージインストールURLからインストールを実施する
STEP2.Salesforce環境に「マイドメイン」を適用する
STEP3.利用ユーザにパッケージのライセンスを付与する
STEP4.アプリケーション付与済みのユーザに「権限セット」を付与する
STEP5.エラー通知先メールアドレスを設定する
STEP6.CREATIVE SURVEYのアカウントと接続する
STEP7.サンプルアンケートをSalesforceに連携してみよう
STEP8.連携されたアンケートをSalesforce上で確認する
＞STEP9.アンケート送信コンポーネントからテスト送信する
STEP9：アンケート送信コンポーネントからテスト送信する
アンケートの送信方法はお客様の施策ごとにさまざまな方法が考えられます。
・アンケート送信コンポーネントで1通ずつ送る（商談後ヒアリング 等）
・キャンペーンオブジェクトで一斉に複数通送る（イベント後アンケート 等）
・Pardotなど外部メール配信ツールから送る（満足評価 等）
・その他
今回は特に活用例が多く様々な施策でご利用いただける「アンケート送信コンポーネント」を使った送信テストを進めていきます。
検討中の施策がそれ以外の配信方法だった場合も、まずはこのコンポーネントを使った方法で操作感を覚えていきましょう。
まずはコンポーネントの設置します。
アプリケーションランチャーで普段使っているアプリケーションに移動しましょう。
今回は「セールス」アプリケーションで説明していきます。
アンケート送信コンポーネントは「リード」「取引先責任者（個人取引先）」「取引先」「商談」「キャンペーン」「ケース」のオブジェクトでご利用いただけます。
今回はリードオブジェクトで説明していきますが、リードオブジェクトを使用していない組織では上記いずれか別のオブジェクトで同じように設定していただけます。
リードオブジェクトでいずれかのレコード詳細ページを開きます。（下図参照）
その状態で画面右上の歯車のアイコンから「編集ページ」をクリックしましょう。
表示されたLightningアプリケーションビルダーで任意の箇所にアンケート送信コンポーネントの設置する場所を作成しましょう。
下の図では赤枠の箇所に設定していますが任意の位置で構いません。
設置する箇所が決まったら、メニュー左下側の「questionnaireSelector」をドラッグ＆ドロップしてください。
下図のように連携したアンケート（サンプルでは「【SAMPLE】事前ヒアリング」）が表示されていれば良いです。
設定した状態を「保存」ボタンを押して「有効化」をしましょう。
このような画面が表示されますので適切な割り当てを行なって有効化してください。
例えば、組織のデフォルトとして割り当てる場合は、「組織のデフォルトとして割り当て」のボタンをクリックして「完了」してください。
正しく設定が保存されていれば、Lightningアプリケーションビルダーを閉じたリードのページで下記のようにアンケート送信コンポーネントが表示されます。
コンポーネントは
①対象アンケートを選択
②質問一覧を確認（チェックを外すと質問が非表示）
③送信対象者を確認
の順で選択していくことができます。
動作確認のテストでは③の画面で「代わりに回答」のOpenボタンをクリックすると、ポップアップウィンドウが開きアンケートが表示されますので、アンケート回答完了ページまで一度回答を進めてください。
回答完了後に少し時間を空けてページを再読み込みすると、下図のように活動記録に回答データが入ってくることをご確認ください。
正しくデータが連携されない場合はエラー通知メールが届いていないかご確認ください。
お疲れ様です！
無事にアプリケーションがインストールされ、アンケート回答データがSalesforceの任意レコードに関連づけることができました。
これで初期のインストールと基本的な動作の確認が完了になります。
最終更新日：2020/03/03