このページではマージ機能において複数の項目を数式項目で連結した項目をキーにマージ処理を実施したい場合の設定方法をご案内しております。
なお、下記設定はVer1.30以降の環境でのみ動作します。Ver1.29.1以前の環境の場合はアップデート後に設定ください。
※マージ機能に関しては下記をご参考ください。
マージ機能を利用して既存レコードへの回答紐づけや新規リード作成を行う方法〜1.概要
複数の項目を組み合わせた数式項目でマージ処理を実行したい場合
氏名+メールアドレスなど複数の項目を数式項目で連結した項目をキーにマージ処理を実施したい場合は、項目と項目の間にスペースが必要になります。
■Salesforce側の数式項目イメージ
「姓」+「名」+「メールアドレス」を連結させる場合の数式
LastName &' '& FirstName &' '& Email
※上記の「LastName」や「Email」などの文字列は項目のAPI参照名となります。こちらは項目編集画面の「数式の入力」セクションにて「高度な数式」>「項目の挿入」より、数式で利用したい項目を選択し、「挿入」ボタンを押すことで数式内に入れることが可能です。
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また、連携する数式項目を作成する場合は同一オブジェクトの項目で作成をしてください。
「取引先の項目」+「取引先責任者の項目」のような数式で作成した項目は現状はマージ機能で利用いただけません。
例)下記の数式項目ではマージ機能で利用不可となります。
Account.Field1__c &' '& Email
上記のような複数の項目が連結された項目でマージ設定を行う場合、CREATIVE SURVEY側では置換テキスト機能と固定回答タイプの質問タイプを利用することで、複数の回答値を1つの回答値にまとめてSalesforceに連携することができます。
設定手順
※上記の「姓」+「名」+「メールアドレス」を連結させた項目をキーにしたい場合のCREATIVE SURVEYの設定例
- 「姓」、「名」、「メールアドレス」の入力項目を作成する
- 置換テキスト設定の画面で1で作成した項目の回答値の変数を設定する
- 固定回答タイプの設問を追加して、「姓」+「名」+「メールアドレス」以降に存在するSTEPに繋げる
- 固定回答タイプの編集画面で項目ラベル(任意の文字列)と回答値>「固定値を入力」を選択し、2で設定した変数を入力する。この時Salesforceの連結させている項目と同じ並び順となるようにしてください。また、変数と変数の間にはスペースが必要です。
- 設定は以上で完了になるので、残りの設問等を設定し公開設定にて「Salesforceに送る」の操作を実行。
- Salesforce側のマージ設定画面で作成したSalesforce側の項目と4で作成した設問項目を指定し、マージ設定を行う。
最終更新日:2023/10/05