DNSとは「Domain Name System(ドメインネームシステム)」の略称で、インターネット上でドメイン名を管理・運用するためのシステムです。
DNSレコードは、ドメインネームシステムの構成要素です。
これにより、インターネット上のWebサイト、メールアドレス、または他のリソースにドメインを指定することができます。
DNSレコードは、DNSデータベースに格納されている特定のリソースレコードで、ドメイン名に関する他の情報を設定および制御できます。
たとえば、DNSレコードを設定して、ドメインが使用するメールサーバの種類(Microsoft Exchangeなど)を世界に知らせたり、誰かがWebサイトにアクセスしたときにどのIPアドレスを返すかを設定したりできます。
DNSレコードはゾーンに整理され、管理下にある1つまたは複数のドメインに対応します。
example.com と example2.com のドメイン名を所有している場合、それぞれに独自のDNSレコードのセットがあります。
DNSレコードの設定方法
独自ドメインを利用するにあたり、設定しようとしているドメインを管理しているシステムにおいて、CNAMEを設定いただく必要がございます。
ここでは、AWS Route53 を利用している場合の設定方法を紹介します。
1. Route53にて、対象のドメインを選択し、レコードを作成を押します。
2. レコード作成画面にて下記のようにします
- カスタムドメイン用の行にあるホスト名の値を、レコード名に入力します
- カスタムドメイン用の行にあるVALUE(内容)の値を、値欄に入力します
- レコードタイプはCNAMEを選択します
設定が完了したらレコードを作成を押します。
※DNSレコード設定時のルーティング先、TTLの設定は下記をご参考ください。
・ルーティング先:利用いただいているサブドメイン(xxx.svy.ooo)を設定ください。
・TTL:指定値や推奨値はありません。任意の値を設定ください。
3.同様にSSL証明書検証用のCNAMEレコードを作成します