このページではVer1.32.1以降の環境でマージ機能が実行された際の挙動をご案内しています。
■こちらの記事を読む前にまずは概要、設定ページをご確認下さいませ。
マージ機能を利用して既存レコードへの回答紐づけや新規リード作成を行う方法〜1.概要
マージ機能を利用して既存レコードへの回答紐づけや新規リード作成を行う方法〜2.設定(Ver1.32.1以降)
■Ver1.30〜1.31.1をご利用の方は下記をご参照ください。
マージ機能を利用して既存レコードへの回答紐づけや新規リード作成を行う方法〜2.設定(Ver1.30〜1.31.1)
メールアドレスを判別して既存の取引先責任者やリードに対して回答を紐づける方法〜3.挙動(Ver1.30〜1.31.1)
■Ver1.29.1以前をご利用の方は下記をご参照ください。
メールアドレスを判別して既存の取引先責任者やリードに対して回答を紐づける方法〜2.設定
メールアドレスを判別して既存の取引先責任者やリードに対して回答を紐づける方法〜3.挙動
3.挙動
マージ機能が設定されたアンケートに回答すると以下のように処理されます。
1.氏名不詳の回答者レコードが作成されます。
2.後続処理のパターン
A.一致する取引先責任者もしくはリードが見つかった場合
氏名不詳の回答者レコードが更新され回答者名が変更され、回答者レコードに紐づく回答レコードや活動の記録が更新されます。
B.一致する取引先責任者もしくはリードが無い場合
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マージ設定画面にてそれぞれのセクションで設定した挙動となります。
※Salesforceの重複ルールや入力規則の影響で新規レコード作成が失敗した場合はエラーメールが届きます。
挙動についてはこちらをご確認ください。
※リードセクションで「一致するリードに回答をマージする(一致しなければ新規リードを作成しない)」を選択している状態で、一致するリードが存在しなかった場合は氏名不詳の回答者と回答者レコードに紐づく活動レコードが作成された状態で処理が完了します。
アンケートの回答の紐付け先を手動で指定する方法で任意のレコードに紐づけるか、リードもしくは取引先責任者の項目より新規レコードを作成すと、回答者レコード及び活動レコードも同時に更新されます。
C.同じ項目値を持つレコードが複数あった場合
氏名不詳のまま処理が完了し回答者レコードの「マージ処理エラー内容」に「〇〇(リードor取引先責任者)で△△(マージ設定で指定している項目)に重複があります」という値が入ります。
重複を解消後、以下を行うことで処理されます。
1.エラーメッセージが表示されている回答レコードをクリック
2.マージ再実行にチェックを入れて保存
※レコード内に項目が無い場合はページレイアウトに追加してください。
設定>オブジェクトマネージャー>回答者>ページレイアウト
マージ再実行についての注意事項
Ver1.22おいてマージ処理に失敗した「氏名不詳」の回答者レコードでマージ再実行の操作を行うと、
Salesforceの「活動」の仕様によってエラーが発生するケースがあった為、1.23で改修を行っております。
※詳細はリリースノートをご参照ください。
<事前設定と「共有設定」の設定状況ご確認のお願い>
上記エラー発生回避の為、以下の事前設定とご確認をお願い致します。
事前設定について
以下の手順で回答者オブジェクトの「活動の許可」をONに設定ください。設定>オブジェクトマネージャー>回答者>「詳細」より「編集」をクリック>「活動を許可」にチェックをいれる>保存
共有設定のご確認について
Ver1.23以上の環境で上記「活動の許可」設定を行なっている場合でも共有設定の「活動」の設定状況によってはエラーが発生しますので、
以下をご参考の上共有設定のご確認をお願い致します。
- 「親レコードに連動」の設定になっている場合:関連先を参照できる権限を持っていればエラーを回避できます。
(関連先=回答者オブジェクトとなる為、下記手動関連付けの操作を実施できるユーザでは必然的にエラーが発生しない状態となります。) - 「非公開」の設定になっている場合:「活動」レコードが参照できない為エラーが発生します。「親レコードに連動」への設定変更をご検討ください。
(組織管理上「非公開」から設定変更できない方はご相談ください。)
最終更新日:2023/01/15