公開設定の画面で「繰り返し回答を制限する」をONにした際に表示される「同一回答者として再回答を許可する」機能をONにした際の注意事項をご案内しています
「同一回答者として再回答を許可する」をONにした場合の注意すべき挙動
「同一回答者として再回答を許可する」機能は、一度回答完了した回答者が再度フォームやアンケートに再回答できるようにする機能ですが、一度回答完了した後に再度アクセスすると該当の回答者は回答完了者ではなく未回答者(回答完了していない回答者)となり、「未回答を含む」がONとなっているセグメント以外では表示されなくなります。
具体的には下記のような挙動となります
例)田中さんがAというフォームに回答して再度アクセスした際の結果画面の挙動
- 田中さんがAのフォームにアクセスして回答完了します。
→結果画面に回答完了者として田中さんの回答内容が反映されます。 - ブラウザの再読み込みや、リンクを再度クリックするなどでAのフォームに再アクセスします。
→再アクセスした後、最終ページまで到達していない状態の場合、田中さんは未回答者(回答完了していない回答者)となり、結果画面から表示されなくなります。 - 上記2の状態から最終ページまで回答完了することで、2回目の回答内容で結果画面に反映されます。
※STEP1で1回目の回答では「40代」と回答、2回目の回答で「30代」と回答すると下記キャプチャの通り、結果には2回目の「30代」が反映されます。
弊社サービスにおいて、1つ1つの回答者のデータはユニークであり、また1つ回答者で「回答完了」と「未回答(回答完了していない回答者)」の2つの状態を同時に保持するような仕様は無く、整合性を保つために上記のような挙動となります。
同一回答者として再アクセスしているかをチェックする方法
仮に本機能をONにしている場合で、回答完了したはずが結果に表示されないといったケースが発生した場合は、同一回答者として再アクセスしたまま回答完了してない可能性があります。
回答完了後に再アクセスしているかどうかのチェック方法は下記をご参考ください。
1)結果画面>セグメント設定より新規セグメントを作成する
2)作成したセグメントで「未回答者を含める」をONにして保存する
※セグメント名は任意で設定ください。
3)データダウンロード画面より作成したセグメントを選択しデータをダウンロードする。
4)ダウンロードしたCSVで下記に当てはまる場合は再アクセスして回答完了していない回答者となります
- F列:「完了したか」=「FALSE」
- I列:「完了時刻」が空欄ではなく日時が反映されている
- U列以降:各STEPの回答が入っている
注意事項
1)同じフォームやアンケートに対して複数回の回答(重複回答)を許可する場合で、それぞれ回答データを別で残したい場合は、「繰り返し回答を制限する」をOFFにしたまま実施いただくことで実現いただけます。
2)カスタムキーを付与した場合、「繰り返し回答を制限する」のON、OFFに関わらず、同じカスタムキーで異なる回答データを残すことはできません。
最終更新日:2024/4/17