この記事では「オブジェクト連携キー設定」機能についてご案内しています。
Ver1.35以降で利用可能です。
概要
「オブジェクト連携キー設定」機能は固定回答タイプで指定したSalesforceのレコードIDを元に回答連携できる機能です。
設定
1)フォーム側で、固定回答タイプの回答値として連携するレコードIDを指定する項目を作成しレコードIDを入力します。
■キャンペーンIDを回答値として持たせる場合のサンプル
2)SalesforceのCREATIVE SURVEYアプリケーション>質問票>追加設定タブより「オブジェクト連携キー設定」にてフォーム側のレコードIDを入力した固定回答タイプの項目を指定して保存する。
3)上記キャンペーンIDを設定した場合、URLにキャンペーンIDを付与することなく指定したキャンペーンと回答を紐づけることができます。
■マージ機能で回答連携させる場合は下記のようにフォームのURLのみでキャンペーンに紐付け可能です。
https://sample.creativesurvey.com/ng/answers/948eaf33d095f188f988xxxxxxxxxx/
■URLにSalesforce IDを付与する場合は、取引先責任者やリードのSalesforce IDのみでキャンペーンに紐付け可能です。
https://sample.creativesurvey.com/ng/answers/948eaf33d095f188f988xxxxxxxxxx/?___s=&___srk=0035g00000yCpTjAAK
挙動
■マージ機能で回答連携する場合
固定回答タイプで指定したレコードIDが、「オブジェクト連携キー」項目に反映され、該当のIDを持つレコードと紐付きます。
※質問票レコードで「キャンペーンメンバー追加」がtrueの場合は紐づいたキャンペーンへのメンバー追加処理も実行されます。
■Salesforce IDを付与して回答連携する場合
例)URLに下記のSalesforce IDを付与した場合
?___s=&___srk=0035g000019nUFmAAM,0055g00000FWOxJAAX
「オブジェクト連携キー」項目にはURLに付与したID+固定回答タイプで取得したIDが反映され、該当のIDを持つレコードと紐付きます。
※質問票レコードで「キャンペーンメンバー追加」がtrueの場合は紐づいたキャンペーンへのメンバー追加処理も実行されます。
注意事項
Salesforce IDをURLに付与して、固定回答タイプでオブジェクト連携キーを設定する場合、下記の挙動に注意して設定ください
- URLと固定回答タイプでそれぞれ「取引先責任者」と「リード」のSalesforce IDを持たせた場合
例えば、固定回答タイプに「リードID」を指定し、その状態で「取引先責任者ID」を付与したURLに回答した場合、回答者レコードの「リード」、「取引先責任者」の項目にそれぞれ値が入ります。
「回答者氏名」の項目は取引先責任者名が優先され、「行動」、「Todo」は取引先責任者に関連付きます。
※URLへのSalesforce ID付与と固定回答タイプでの指定で、取引先責任者とリードをそれぞれ入れ替えた場合も同様の挙動となります。 -
URLに付与したSalesforce IDと固定回答タイプで指定するSalesforce IDが同じオブジェクトの異なるレコードIDの場合
例えば、URLにリードID「00Q5i00000xxxxxxxx」を付与し、仮に固定回答タイプに他のリードID「00Q5i00000yyyyyyyy」を指定して回答場合、連携されるのは固定回答タイプで指定した「00Q5i00000yyyyyyyy」のレコードとなります。
※この時、回答者レコードの「オブジェクト連携キー」項目は「00Q5i00000xxxxxxxx、00Q5i00000yyyyyyyy」のような値となりますが、「オブジェクト連携キー」において同じオブジェクトの異なるレコードIDが複数存在する場合有効となるのは一番後ろのレコードIDとなります。
最終更新日:2024/04/30